中村雪之亟は、三上於菟吉が1934年(昭和9年)から1935年(昭和10年)まで朝日新聞夕刊で連載した小説、 「雪之亟変化(ゆきのじょうへんげ)」の主人公。 女性の様に美しく、学有り、剣達者の歌舞伎の女形役者である。 1972年(昭和47年)長谷川一夫先生を一代目とし、襲名のご挨拶を経て、襲名公演で二代目中村雪之亟が誕生した。